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原因4:計測タグで問題が起こっている

「原因4:計測タグで問題が起こっている」への回答

貴社サイトに設置したウェブアンテナの計測タグが、何らかの要因で想定外の状況・挙動をしているため計測結果がズレてしまうパターンです。要因はいくつかあります。

タグの取り出し、設置方法は、関連トピックの記事からご確認ください。

4-1:単純な設置漏れ、「ルート設定」用タグの設置漏れ

タグ自体が設置されていない

クリック数がずれる場合は、広告のリンク先URLに「入口ページタグ」の設置されているか確認ください。

コンバージョン数がずれる場合には、コンバージョンとして計測するページに「コンバージョンページタグ」が設置されているか確認ください。なお、流入(クリック)自体が計測できていないとコンバージョンも計測できないため、事前にクリック数自体のズレがないかも併せて確認ください。

コンバージョンの「ルート設定」をしており、一部のタグの設置が漏れている

コンバージョン数のズレの要因です。管理画面のコンバージョン設定にて「ルート設定」を行っている場合、ルート設定の対象ページ全てにそれぞれ異なるコンバージョンタグの設置が必要です。一部の設置が漏れている場合、コンバージョンは計測されません。管理画面の設定を確認し、タグの設置状況を確認ください。

「ルート設定」については関連トピックをご覧ください。

過去に使っていた計測タグをそのまま使いまわしている

旧来のウェブアンテナで使用していた計測タグは http ページ用と https ページ用とが異なるため、 https ページに http ページ用タグを設置すると計測ができません。また、すでに設置済みの計測タグを切り取って移植すると、その際に破損してしまう可能性があります。

現在、管理画面から取り出すことが出来る計測タグは http/https 両対応であり、また当然ながら、破損していない正しい計測タグが取り出し可能です。計測タグの設置時は必ず管理画面から取り出すようにしてください。

4-2:ユーザが計測タグ実行前にページを遷移している

サイズが重く読み込みが遅いページでは、</body>直前に設置されたウェブアンテナのタグが読み込まれる前にユーザが他のページに遷移してしまうという行動が想定されます(通常はページの要素はソースの上から順に読みこまれる)。この場合、計測タグが正しく設置されていても実行はされないので計測ができず、ウェブアンテナの計測結果が少なくなります。

この原因に心当たりがある場合は、タグ設置場所を、通常ご案内している</body>直前からページ上部へと変更してください。

4-3:設置されたコンバージョンタグが異なる

異なるタグが設置されている

コンバージョン数のズレの要因です。以下図の方法で、コンバージョンとして想定しているページのソース上に設置された計測タグに含まれている「コンバージョンパラメータ」がウェブアンテナで設定している「コンバージョンパラメータ」と一致しているかを確認ください。

※お使いのIDでは以下の「コンバージョン設定」画面が表示されない場合は、「計測タグ」の画面からタグのパラメータが確認いただけます

4-4:計測タグが予想外に重複実行されている

タグが重複設置されている

意に反して重複設置されるのは以下のようなケースです。

  • 計測タグ設置の際、作業ミスで同じタグを二重設置してしまった
  • タグマネージャーによる設置とHTML上への直接設置で二重設置になってしまった
  • iframeで他ページを読み込んでいる箇所があり、読み込まれた先のページと、読み込み元のページの両方に計測タグがあるため、結果的に二重設置になってしまった

ユーザが重複実行している

タグの設置は重複していないものの、何らかの理由でユーザがそのページをリロードした場合、あるいは戻るボタンでそのページに戻ってきた場合、タグが重複実行されてしまいます。

コンバージョンページタグの場合、コンバージョンが発生していないのにウェブアンテナの計測が行われるため、コンバージョン数が実績値より多くなります。

4-5:タグマネージャーの設定ミス

タグマネージャーを経由してウェブアンテナの計測タグを配信している場合、タグマネージャー側の設定ミスが原因で想定通り計測が行われないケースがあります。以下に代表的な原因を挙げます。

併せて、以下関連リンクの「各種マニュアル」より、各タグマネージャーの設定マニュアルもご覧ください。

タグマネージャー本体のタグが設置されていない

タグマネージャーの管理画面で正しく設定を行っていても、配信先の各ページにタグマネージャー本体のタグが設置されていないとタグの配信が行われません。

タグ配信先のURLが間違っている

タグマネージャーではURLパターンを指定してタグ配信先を一括設定できますが、URLパターンが正確に一致しないとタグが配信されません。よくあるのは次のようなケースです。

  • 「https」のページなのに、「http」のURLパターンを設定してしまった
  • URLの最後にスラッシュがあるのに、無いURLパターンを設定してしまった(もしくはその逆)
  • URLパターンを指定する記法(「*」を用いたワイルドカード記法など)を正しく使えていない
  • ウェブアンテナやGoogle Analyticsなどの計測パラメータが付いた結果、設定したURLと一致しなくなった

タグが有効になっていない

お使いのタグマネージャーによっては、タグを登録した直後は配信が「無効」に設定されている場合があります。配信を開始するためには設定を「有効」に切り替える必要があります。

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