短時間に何度も同じコンバージョンが計測されている状況に対して、考えられる要因について記載します。
1.ユーザがブラウザのリロードなどを行い、複数回完了ページを踏んでいる
実際に申し込みや購入などが発生していなくても、コンバージョンタグが発火すれば、その都度コンバージョンが計測されます。
ウェブアンテナでは、リロードなどによる重複カウントを防ぐ方法として、ルート設定という設定があります。ルート設定の詳細・設定方法はこちらをご確認ください。
2.同一ページにコンバージョンタグが2つ以上設置されてしまっている
同一ページにコンバージョンタグが複数設置されていると、その個数分のコンバージョンが計測されます。重複して設置していないか、サイトをご確認ください。タグマネージャーを利用している場合には、サイト上で直接設置し、かつタグマネージャー上でも配信していないか、タグの配信設定に不備があり重複配信していないか等をご確認ください。
3.複数のページにコンバージョンタグが誤って設置されてしまっている
想定のコンバージョンページ以外のページにも同じコンバージョンタグが設置されていないか、サイトをご確認ください。タグマネージャーを利用している場合にはタグの配信先をご確認ください。
4.関係者によるテストコンバージョンがデータに反映されてる
同時刻に社内で関係者によるテストが実施されていないかご確認ください。
また、テスト環境などでサイトの実装作業をしている際に、インターネットに接続したブラウザを使ってコンバージョンタグが設置されたページを表示した場合にもウェブアンテナ上に計測があがります。
この場合、IPアドレスを使って関係者のアクセスを計測対象外にする設定が可能です。
詳細・設定方法はこちらをご確認ください。